基本編① チャートはどうやって動くのか

基本編① チャートはどうやって動くのか


FXのチャートを見ていると、24時間絶え間なく動いています。

 

一体、チャートはどうやって動いているのでしょうか?

 

答えを言ってしまうと、それは 「注文」 です。

世界中のトレーダーたちが注文を入れることによってチャートは上下に動いています。

 

さて、注文とはなんでしょうか。

FXをやるということは、「買う」か「売る」という注文を出さなければ利益が出せません。

これが注文です。

 

ですが注文はそれだけではありません。

買っていた人がその利益を確定するとき、「売りの決済注文」を出します。

残念ながら損切りする時も同様に「売りの決済注文」を出します。

 

売っていた人が利益確定や損切をする時には「買いの決済注文」を出します。

 

これらの決済注文も「買い」や「売り」の注文の一つです。

 

買い注文を入れる人が多ければチャートは上がっていき、

売り注文を入れる人が多ければチャートは下がっていきます。

つまり、買う人が多くなるタイミングで買った人、

あるいは、売る人が多くなるタイミングで売った人が、

最も利益を得られることになりますね。

 

相場ではそんな風に、注文がどちらか一方に偏ることがあります。

 

下のチャートを見てください。

よく「損切りを巻き込んで急落」とか言われますが、

これは買いポジションを持っていた人が、一斉に損切り(売りで決済)するような、

目安になる価格を下回ることによって発生します。

さらに、そのタイミングを待ってましたと言わんばかりに新規の売り注文も殺到します。

 

 

他にも原因は様々ですが、注文が集中する場面はあらゆる場面で起こっています。

これはどの時間足を見ても、それぞれの時間足のタイミングで起こっています。

 

まさにそういうタイミングでエントリーしたいものですが、

そのための考え方はこれから学んでいきます。

 

今はとりあえず、チャートは注文によって動いており、

買い、売り、どちらか一方に注文が偏るタイミングを見計らってエントリーできればベスト

ということだけ覚えておいてください。

 

チャートは新規注文、決済注文によって動いている

売り買いどちらかの一方の注文が集中するタイミングがある